米SECが不正会計でコムスコアを告発

米SECが不正会計で調査企業コムスコアを告発、和解金500万ドル (Forbes)

米国証券取引委員会(SEC)は、TV視聴率やインターネットの利用動向を分析する調査企業「コムスコア(Comscore)」が、不正な会計操作を行ったとして告発した。前CEOの指揮下で売上を水増ししていたという(記事引用)。

Annual Reportを見ると、コムスコアの売上高は約4億ドル(約432億円)。記事によると5000万ドル(54億円)近くの売上を過大計上していたようなので、10分の1近くの売上高が過大に計上されていたと思われます。私見ですが、インターネットの利用動向に関するサービス売上高を偽装するにあたっては、当然に、顧客からの注文であったり、サービスを提供したように見せかける偽装があったと考えるべきであり、相当に手の込んだ不正会計を行っていたものと思われます。CEOの指示により行われていたようですが、相当に質の悪い粉飾だといえるでしょう。

(リンク)
不正調査に関するご相談は、根本国際財務会計事務所まで