子会社の連結決算業務
現在、12月決算の会社は連結決算業務の佳境に入っているころでしょうか。弊社は、連結子会社様のサポートとして、期末や四半期の決算業務だけでなく、連結パッケージの入力や親会社への報告業務などを行っております。もちろん、英語でのレポーティングやシステム入力が必要になる場合にも対応しております。たくさんの会社の連結決算業務に関与してまいりましたので、大小さまざまな事例の経験がございます。
親会社がどこまで丁寧に指示をするかは、会社の組織風土にもよりますが、最近では、親会社がZoomなどのWeb会議システムなどが充実していることもあり、連結決算上の留意点などを事前に伝えるようなことをするところも多くなりました。逆に、親会社がそれほど親切ではない場合には、イントラネットなどで一方的に注意事項を開示しているので、それを見てくださいというパターンもあります。
また、連結子会社が50を超えているようなケースでは、連結決算システムを導入しているところがほとんどです。そして、かなり規模の小さい子会社の場合、重要性が低いというということで、連結パッケージへの数値入力やタイムリーなレポーティングを免除されているところもありますが、通常はかなり早いタイミングで親会社への報告を求められることになります。この場合、月次へのレポーティングまでは何とか社内のリソースで対応できるのだけれども、連結パッケージへの数値入力は年1回ということや、難解な会計基準の理解も前提としているようなところがあるため、対応に苦慮している連結子会社様も多くあるようです。
社内リソースだけで対応することが理想ではありますが、連結パッケージの入力は、やはり専門的な知識も必要とします。税務申告書などの作成と同じく、公認会計士などの専門家を頼るべき業務だと思います。そのうえで、報告上のポイントや会計基準などの規定を、専門家に解説してもらったうえで、翌年度以後は内製化するということも考えてよいと思います。
弊社では、このような連結子会社の決算業務についてサポートをいたします。ワンタイムの依頼や、急な対応が必要となる業務にも、専門家ならではの視点からスピーディーに仕事を進めていきます。お困りの際には、お問合せください。